日本酒、ワインなど、美味しいと思ったものと、観た映画などをメモ。
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その1 | 体に優しい有機栽培の葡萄で造られるので健康に良い。 |
その2 | 土壌の微生物や、ミネラルを殺してしまう農薬を使わないので環境にも良い。 |
その3 | 土壌が活性化する為、土地の特徴(テロワール)のよく出た元気な葡萄が出来る。 |
その4 | おいしいワインを造ろうと考えたら、ビオ(自然派)を選んでいたという生産者が多くなっている。(このワインも本当においしいです。ビオの魅力にふれて下さい。) |
▼ テイスティングコメント |
ハツラツとした果実の風味に加えてデリケートな酸と上品な舌ざわりとなめらかなタンニンが絶妙なバランスを生み出しています。 |
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なんとミッシェル・ローランがコンサルタント!![]() |
このワインの魅力は、まず、新大陸らしくないこと 濃いだけのワインとは一線を画します |
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パタゴニアは、アルゼンチンとチリの両国にまたがり、チリ側は主に氷河が広がり、アルゼンチン側は北部は草原が広がり南部は乾燥が激しく砂漠が広がっております。
年間を通して低温で風が強く、海の難所マゼラン海峡でも知られる様に風の強さはパタゴニアの代名詞ともいわれ、最大風速60m/sを超えることも珍しくありません |
アルゼンチンの最南端のパタゴニアに1996年に設立されたボデガ・デル・フィン・デル・ムンドは『パタゴニアの厳しい自然環境を克服したい』という思いから、厳しい環境にも関わらず類まれなワインを生み出し注目を集めています。 |
![]() 樹木が横に伸びるといわれるほど厳しい風から守るためにひと房ごとに風避けが付けられています。 |
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このワインはアルゼンチンでも新進のパタゴニア地方で、シャン パーニュと同様の製法で造られたスパーリングワインです。生産者であるボデガ・デル・フィン・デル・ムンドはパタゴニア ネウケン州に初めて1996年に設立されたワイナリーです。著名な醸造コンサルタントであるミッシェル・ローラン氏を迎え、世界から注目されるワインを 造っています。
セパージュはピノ・ノアール85%、シャルドネ15%。とても淡 いオレンジがかったピンクの色は、白というよりはロゼに近い。ピノ・ノアールのアロマが感じられる由縁。赤いベリーやラズベリーの香、柑橘類の香味、ナッ ツ、焦げたパイ皮などのニュアンスは十分。幅広い果実味は秀逸。造り手の明確な意図を感じます。また、それを実現する技術力は脱帽ものです。
長い瓶内熟成により美しいキメ細かな泡(はっきりしませんが24ヶ月ほど瓶内熟成しているようです。)、たっぷりとした果実のボリューム感は優しさがあります。
うーん。もう少しガスがあれば言うことなし(笑)。
コストを抑えるためキャッブシールがついていませんが(笑)シャンパンメーカーは恐れるべきワイン!
パタゴニアはアルゼンチン南部の酩醸地メンドーサなどと違い、南 極の影響を強く受ける地域です。風が強い上気温が低く、ブドウの完熟は難しいとさえ言われてますが、意欲的な生産者は海流の影響を受けない内陸部で環境を 生かした強く締まりのあるワインを生み出しています。南緯40度ほどですが、ヨーロッパの北緯40度より冷涼なようです。ただ少なくとも日照の点、メン ドーサよりヨーロッパに近いため、ワイン造りにプラスに作用しているようです。
こうした事情により、ネウケン州ではヨーロッパ・ワイン・コングロマリットのモエ、コドーニュ、ラフィット・ロートシルトなどが参入しています。
将来のワイン地図を塗り替えるかもしれない、注目の地域なのです。
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