川崎 和男(かわさき かずお、KAWASAKI Kazuo、1949年2月26日 - )はインダストリアルデザイン、プロダクトデザインを中心としたデザインディレクター、医学博士。 2008年現在、大阪大学大学院コミュニケーションデザイン・センター教授、大阪大学医学部附属病院・未来医療センター教授(兼任)、工学研究科・フロンティア研究センター教授(兼任)(Kazuo KAWASAKI Progressive Inclusive Design Office)、名古屋市立大学名誉教授、多摩美術大学客員教授、金沢工業大学 客員教授、日本産業デザイン振興会グッドデザイン審議委員。
左右両手利きである。
福井県出身。福井県立高志高等学校、金沢美術工芸大学卒。 専門は3D-CAD/CAMとメディアインテグレーションによるプロダクトデザイン開発、 トポロジー空間論をベースとしたラピッドプロトタイピング手法の研究。デザイン数理学を提唱。
47歳にて名古屋市立大学芸術工学部の新設時に教授として就任。49歳医学博士号を取得。交通事故により下半身不随となったことや心臓病も抱えているという境遇から、東京大学と共同で人工心臓のデザインを行っている。最新のデザインコンセプトモデルをベースとした全置換型人工心臓はヤギにインプラントされた。
毎日デザイン賞、bio賞 ニューヨーク近代美術館永久展示、フランスシルモ展デザインコンペのグランプリ等、国内外のデザイン賞を個人として最多受賞している。
月刊誌AXISやMAC POWERに十数年以上と長期に渡って連載し続けている。初期からのNeXTコンピュータやMacintoshのユーザーとしても知られる。1990年代前半、米アップルコンピュータと契約し、携帯型マシンプロジェクトのデザインディレクターをアップルコンピュータ社外から務めていたこともある。
現在、デザインによる世界平和構築をめざして「Peace-Keeping Design(PKD)」というプロジェクトを提唱し、展開している。
2008年の米国の大統領選挙では、共和党の副大統領候補のサラ・ペイリンがKazuo Kawasakiの眼鏡を愛用していたことも話題になった。 2008年12月には、東大医用生体工学講座に提案していたデザインコンセプトモデル・KAWASAKI G5-MODELが山羊にインプラントされた。
(wikipediaより引用)
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