CARNERA
RONCOLATO AMARONE DELLA VALPOLICELLA 2003
ロンコラート・アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ2003
¥5250
北イタリアが誇る銘酒「アマローネ」は、一房ずつ丁寧に選りすぐったブドウを2月まで陰干しにしてワインを造る為、アルコール分(15%以上)が高く独特のコクとトロ味がある。水分が蒸発し甘味と酸味がギュッと凝縮した干しぶどうができ、それを醸造するため、力強いワインができる。その生産量の少なさと手間の掛けかたは想像を絶する。
蔵元ロンコラートはソヴィア地区のカルチェラという場所にある3代続くワイナリーで、この地域では誰もが知る存在。自家ぶどう栽培農家で、3代目当主アントニオ・ロンコラートさん自らの手で瓶詰めまで一貫して行なっています。生産量のほとんどがイタリア国内の固定客や地元ヴェネトで消費されますが、国際間でも高い人気があります。
「カルネラ」はロンコラートが最も自慢するプレステージワインで「その濃縮されたブラックベリーとチョコの風味、上質の酸と滑らかな渋味、そしてわずかなほろ苦さがアルコールのボリューム感に包み込まれるようなまとまりのある絶品」に仕上がっています!!
通常のアマローネはもっと甘みを感じるのですが、このカルネラは意外と素直。程よい甘さと、まろやかな口当たり、しかし喉を通るときはアルコール分15度のしっかりしたボディーで、少々カーッとします。
渋みが少ないので、思わずスイスイ飲めてしまいそうな気もしますが、徐々にその存在感とパワーが前面に出てきて、じっくりと飲みたい気分になると思います。
合わせる料理としては、フルーツで煮込んだお肉料理。例えば、豚肉のプルーン煮や、赤身肉(鹿、牛、豚ヒレ)等のソテーに、フルーツ・ジャムをソース代わりに付けて。もしくは、そのままフレッシュ フルーツや、ドライフルーツと共にチーズ等が良いかもしれません。フルーツは、爽やかな柑橘類よりも、赤い果実や、黒い果実(サクランボ、ダークチェリー、干し葡萄、ブルーベリー)が、お勧め。とにかく余韻が長く、凄いワイン。