日本酒、ワインなど、美味しいと思ったものと、観た映画などをメモ。
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交通事故によって一人息子を亡くしたシングルマザーが、息子の死の原因となった女優、性転換した売春婦、エイズを抱えて妊娠した尼僧、女性となった元夫など……様々な人々との関係を通して、人生への希望を取り戻していく。
カスティーリャ・ラ・マンチャ州出身。資料によっては、1949年生まれと表記される場合がある。独裁者のフランコ政 権の抑圧下に育つも、民主化への移行のもとで起こった反権威的な音楽・絵画・映像などの芸術活動に加わる。その当時はパンクバンドに属していたこともあ る。やがて自主制作で撮影した『Pepi, Luci, Bom y otras chicas del montón』が評判となり、以後矢継ぎ早に作品を発表、初期から中期はその独特なストーリーと世界観、強烈な色彩感覚などから国内外で熱狂的なファンを 獲得、そして中期の『ハイ・ヒール』辺りから作風に円熟味が増し、高い評価を得るに至る。息子を失った母親を描いた『オール・アバウト・マイ・マザー』でアカデミー外国語映画賞を受賞、そして『トーク・トゥ・ハー』でアカデミー脚本賞を受賞するなど、スペインを代表する映画監督の一人となった。なお外国語映画の脚本でオスカーを受賞したのは、現時点ではこの作品とフランス映画『男と女』(1966年度)のみ。
同じくスペインを代表する女優、カルメン・マウラとはデビュー作よりの付き合いで初期-中期のアルモドーバル作品の中で主演を多く演じている。また中期作品では男優としてはハリウッド進出前のアントニオ・バンデラスを重用した。また、同性愛者として有名でもあり、作品も女性の視点から描いたものが多い。また、神学校での性的虐待を描いた『バッド・エデュケーション』は少年時代のアルモドバル自身の体験を基にした半自伝的映画だといわれている。2006年のカンヌ国際映画祭で上映された最新作『ボルベール〈帰郷〉』では脚本賞と主演女優賞を獲得、また久々にカルメン・マウラが出演している。
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