経歴
ニューヨーク市ブルックリンにてロシア系ユダヤ人の家庭に生まれる。9歳のとき、家族と共にロサンゼルスに移り住む。
1940年代後半(日本でいう戦後)生まれのハリウッドの主演男優たちの中ではデビューは比較的早く、1960年代半ばからテレビに出演し始めた。大学に入学したものの1年で中退して舞台にも立つようになった。舞台で名声を得、1967年、二十歳の時に映画デビュー。同年のダスティン・ホフマンの『卒業』や往年の大女優スーザン・ヘイワード主演の映画『哀愁の花びら』に端役で出演している。また、往年の人気ドラマ『ベン・ケーシー』『奥さまは魔女』にも出演している。
映画『グッバイガール』でアカデミー主演男優賞を受賞し、スターの座を確たるものにしたかに見えたが、ドラッグ問題でその後低迷。80年代末ころから復活、小柄な体格にユーモアの効いた個性を活かした役を得意とし、役者として円熟期に入った。
スティーヴン・スピルバーグとは親しい間柄で、75年の『ジョーズ』に始まり現在まで彼の3作品で主演を務めている。
一般的には「ドライファス」と表記するほうが英語の発音に近い。
独特の笑い声を持っている。
製作を振り返るインタビューの際には、当時の状況を再現しようとする傾向がある。
一族はかの有名なドレフュス事件の主人公、アルフレッド・ドレフュスの末裔(あるいは親戚)との言い伝えがあるが[1]、異説もある[2]。
主な出演作品 [編集]
* ベン・ケーシー Ben Casey (1965年)
* ギジェットは15才 Gidget (1966年)
* ぼくら1匹6人(ママ大奮闘) Please Don't Eat the Daisies (1966年)
* 奥さまは魔女 Bewitched (1966年)
* バークレー牧場 The Big Valley (1967年)
* パパのおやじは30才 The Second Hundred Years (1967年)
* 家主さんはナイスガイ Hey, Landlord! (1967年)
* ニューヨーク結婚作戦 Occasional Wife (1967年)
* すてきなアン That Girl (1967年)
* 卒業 The Graduate (1967年)
* 哀愁の花びら Valley of the Dolls (1967年)
* デリンジャー Dillinger (1973年)
* アメリカン・グラフィティ American Graffiti (1973年)
* ジョーズ Jaws (1975年)
* 未知との遭遇 Close Encounters of the Third Kind (1977年)
* グッバイガール The Goodbye Girl (1977年)
* コンペティション The Competition (1980年)
* この生命誰のもの Whose Life is it Anyway? (1981年)
* スタンド・バイ・ミー Stand by Me (1986年)
* ナッツ Nuts (1987年)
* 張り込み Stakeout (1987年)
* パラドールにかかる月 Moon Over Parador (1988年)
* オールウェイズ Always (1989年)
* ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ Rosencrantz & Guildenstern Are Dead (1990年)
* のるかそるか Let It Ride (1990年)
* おつむて・ん・て・んクリニック What About Bob? (1991年)
* 張り込みプラス Another Stakeout (1993年)
* 陽のあたる教室 Mr. Holland's Opus (1995年)
* アメリカン・プレジデント The American President (1995年)
* ジャイアント・ピーチ James and the Giant Peach (1996年)*声の出演
* NY検事局 Night Falls on Manhattan (1997年)
* クライム&ダイヤモンド Who Is Cletis Tout? (2001年)
* ポセイドン Poseidon (2006年)
* ブッシュ W. (2008年)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B9